更新しなくちゃなと思いながら、だらだらと月日だけ流れてしまいました。
その間に、世界のネットボール界では各国代表によりテストマッチが開催されました。
※テストマッチ
テストマッチとは、ざっくり言うと練習試合のことです。
A代表に初めて入った選手や、国際大会であまり出ない選手が出場機会を与えれらることが多いようです。
テストマッチの結果などは、時間があるときにお知らせできたらなと思っております。
今回お伝えするのは、ネットボールから派生したスポーツ
Fast 5
です。
Fast 5ってなに?
Fast 5はネットボールのルールを基本として行われる変則型のネットボールです。
主な変更点は5つ
- GS , GA , C , GD , GKの5つのポジションのみ
- 各クォーター6分間(ネットボールは15分)
- 選手の交代は自由
- シュートを打つ位置によって得点が違う(1点、2点、3点)
- 各チーム1クォーターずつ得点が倍になるクォーターを設定する
Fast5の一番の楽しみは、シュートを打つ位置によって得点が変わることです。
バスケットボールの3ポイントをイメージしていただくと分かりやすいと思います。
得点が変わる!?
Fast 5 のコート図 |
上の図の青い部分が1点、緑が2点、紫が3点と別れています。
通常のネットボールでは、青と緑の違いはありません。
また紫の部分からシュートしても得点としてカウントされません。
もう一つ得点にかかわるルールが、
「各チーム1クォーターずつ得点が倍になるクォーターを設定する」
ということです。
倍になるクォーターを「パワープレー」と呼びます。
そのチームのパワープレーの間に得点を決めれば得点は倍になります。
1点→2点、2点→4点、3点→6点
にもなります。
これが試合の行方を大きく左右するのです。
コツコツ1点、2点を重ねるチーム
3点を狙って一度に大量得点を狙うチーム
それぞれの特徴がでます。
見ているほうも、最後のクォーターまでチャンスがあるため最後までハラハラドキドキされられます。
次のFast 5 World Seriesがもうすぐ!
中央に写るのがニュージーランド代表Maria Tutaia |
そんな新しいネットボールであるFast 5の世界選手権が、11月8日~10日の間にイギリスで開催されます。
通常ネットボールの大会は期間がもう少し長いのですが、Fast 5は一試合の時間が短く選手の交代も頻繁に行えるため、1日の試合数を多くしています。
出場チームはINF世界ランキング上位6チームである、ニュージーランド、オーストラリア、イングランド、ジャマイカ、南アフリカ、マラウィです。
優勝候補は?
Fast 5のWorld Seriesは今回で5回目
Fast 5でもやはりニュージーランドの強さが際立っています。
過去5回の大会で4回優勝と他を圧倒しています。
一方ネットボールでは強豪のオーストラリアはいまいち。
3位→4位→3位→6位とあまりよくありません。
Fast 5の試合を見たり、自分自身でもプレーしてみてやはり感じたのは、ロングシュートがうまい選手がいるチームが強いということです。
ニュージーランドには、GAのMaria Tutaiaというロングシュートの得意な選手がいます。
また、昨年準優勝、一昨年優勝とFast 5での強さを見せたイングランドにはJo Hartonというロングシュートの得意なGAがいました。
一方、オーストラリアの試合を見ていると1点ずつ確実に積み上げてはいけるのですが、どうも効率が悪い。
Fast5では時間が短いのでどうしても3点のインパクトは大きくなります。
今年もニュージーランドのTutiaは出場します。
やはりニュージーランドの強さは今年も健在かなと感じております。
イングランドはJo Hartonが出場しませんが、イングランドは例年強さを見せているので今年もやってくれるでしょう。
オーストラリアが、昨年6位の雪辱を果たしてくれるかが今年の見どころかなと思います。
リンク(英語)
Yahoo! New ZeaLand Sport Fast 5
0 件のコメント:
コメントを投稿