2015年7月23日木曜日

ネットボールセオリー ~GAのプレースタイル~

こんにちは!バヤシです。

ネットボールの各ポジションの動きを知ってもらって、
ネットボールをさらに楽しんでもらおう企画第2弾!


今回はGAのプレースタイルを紹介します!

GAってどんなポジション?




GSとならび7つのポジションのなかでも、シュートを打てるポジション。
GSと違うのは、動ける範囲。ゴールサード、センターサード、ゴールサークル内でプレーできます。
動ける範囲が広い分、シュートだけではなく攻撃の組立にも参加する、最も花形のポジションと言えます。

どんなプレースタイルがあるの?


日本のGAは、ボール回しに積極的に参加する。

GAのプレースタイルは、GSとの連携とチームの攻撃の組み立て方で違いが出てきます。

まず、GSがゴール下でドン!と構えているタイプのときは、GAはGSへより確実に効率的にパスが行くようにボール回しに徹します。
もちろんGAがシュートをうつときもありますが、それはGSにディフェンスが引っ張られて空いたスペースに入り込んだ時だけ。

対して、GSが動くタイプの時は、サークル内にポジションを取り、各ポジションと連携を取り、常にゴールを狙えるプレーをします。
GSひとりに任せられるチームはあまりなく、ほとんどのGAがこちらのタイプです。

次にセンターパスの時の動きにも違いがあります。
センターパスを積極的に取りにいくタイプは、オフェンス全体を引っ張っていける選手です。
GAが、センターパスを受け取るとサークル内に戻るのが必然的に遅くなりますが、その分CとWAが先にサークル際の良いポジション取りやすいので、サークル内への正確なパス出しをしやすくなる効果と、センターパスからゴール下へのテンポが良くなります。
ニュージーランド代表のマリアトゥタイアはこのプレースタイルの代表的な存在。
さらにロングシュートも得意とし、ニュージーランドのオフェンスを一手に引き受けているともいえます。

もう一つは、センターパスはWAに任せて自分はサークル際でのパス回しに参加するタイプ。
こちらは、ゴール下に素早く戻れるので、サークル内の数的不利を解消しやすくなります。
CやWAのパス出しがうまく、ゴール下での連携がしっかりできていると、かなり効果的に攻撃を組み立てられるプレースタイルです。
こちらは、オーストラリア代表の選手に多く見られます。
といってもGAの選手が元からそうなのではなく、強力なWAがいるからという側面のほうが大きいように感じます。

GAはオフェンスの調整役でもあり、リーダーでもある。

やっぱりシュートを決めるのも大事
チーム全体のプレースタイルによってGAの役割は大きく変わります。
それでもオフェンス陣の中心にいることは違いありません。
そのチームのGAが中心となってオフェンスを組み立てているのか、もしくは潤滑油のようにうまく調整しているのか、そこに注目するとさらにネットボールが楽しめると思います♪

写真 : 金子昌史様、木村理様@バヤカップ2015

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