ネットボールの動きを知ってさらに好きになってもらおう企画
第4弾!
今回のポジションはC(センター)です。
プレーできる範囲はどこ?
センターはゴールサークル以外全ての場所でプレーできます。
7つのポジションの中で最も動ける範囲の広いポジションです。
また、Cはセンターパスという重要な仕事があります。
これの良し悪しで試合の流れが大きく変わります。
プレースタイルは?
Cもボールによく絡むかそうでないか、2つのタイプに分かれます。
Cはオフェンスからディフェンスまで参加し、ミドルコートの中でも中心になるプレイヤーです。
ボールによく絡むプレースタイルのCはとにかくどこにでも出てきます。
ディフェンスでパスカットしたら、そのままパス回しに参加してゴール下まで持ってきてしまう。
こういうプレイヤーと組むときは多くの場合、ウィングがあんまり目立たないケースが多いです。
なぜなら、Cが動き回るのにウィングまで動いてしまうと、混み合ってしまってパスが回りにくくなるためです。
このプレースタイルの代表的な存在がニュージーランド代表のラングマン。
運動量を武器に、ディフェンスからオフェンスまで縦横無尽に顔を出してきます。
もう一つは、ボールに積極的に絡まないタイプ。
決してサボっているわけではありません。
チームのウィングが、強力な場合、Cまで走り回ると先ほど書いたようにコートが狭くなります。
なので、オフェンスはオフェンス陣中心に、ディフェンスはディフェンス陣中心に組み立てているようなチームのCはこのタイプです。
いわば、オフェンスとディフェンスの橋渡しですね。
パス回しがうまく行かないときに、空いたスペースに入ってくることや、パスカットが重要になってきます。
またCがあまりボールに絡まないということは、ディフェンス陣からオフェンス陣に直接ボールが渡るため素早い攻撃が可能になります。
なんとなく、オーストラリア代表のCはこのタイプではないかなと思っています。 というのも、オーストラリア代表はWAもWDも随分強力なんです。
日本のネットボール界では、Cのプレースタイルってどうなの?
日本のチームの場合、結構ボールに絡むタイプのほうが多いと思います。
練習によく来てるメンバーがCになってるんじゃないかなと思わせるくらい、周りとクオリティが違うこともありました。
その中でも、私の所属するWLSは珍しい後者のタイプです。
経験豊富なオフェンス陣、ディフェンス陣がいるからできることだと勝手に思っています。
Cはそのチームの傾向が見られるポジション。
6人全員とバランス取るのってすごく大変で、Cがうまく回ってるときはチーム全体がうまく回っているとも言えるのではないでしょうか。
今度はCのプレースタイルからそのチームの傾向とかも見てみてくださいね♪
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