2013年12月28日土曜日

世界のGA,GS特集 part1 -Irene Van Dyk-

こんにちは、バヤシです。

もう年の瀬ですね。
このブログも5月くらいに開設し細々と、不定期に更新してまいりました。

世界のネットボールも11月のFast 5を最後に3月まではオフシーズンに入っております。

本日から連載を開始します!その内容は。。。

世界のGA,GS特集!です。

ネットボール一番の花形ポジションGA,GS

理由は言わずもがな、得点を決められるポジションだからですね。
どのポジションも試合展開には大きく貢献しますが、目に見えて結果がわかるのがGA,GSのポジションですね。
自分でもプレーする際はシュートが入る入らないが大きく試合展開を左右するのを感じます。

そんな重要なポジションのGA,GS。

世界のGA,GS特集第一弾は、世界で最も優秀なGSと言っても過言ではないニュージーランド代表のIrene Van Dykの紹介です。

Irene Van Dyk (NYZ)


ニュージーランド代表 Irene Van Dyk
一番最初に紹介するのはGSといったら、この人 Irene Van Dyk(以下Van Dyk)です。

Van Dykは世界でも最も優秀なGSの一人です。
年齢は41歳と、ネットボーラーとしてはかなりベテランの域に入っていますが、現在でも現役でニュージーランド代表を務めています。

彼女は元は南アフリカの生まれで2000年からニュージーランドでプレーをし、2005年に市民権を取得しました。
2003年には「New Zealand Sportswoman of the Year」も獲得し、ネットボールのみならず有名です。


体を大きく伸ばして裏パスを取るのが得意
Van Dykの素晴らしさは何といってもゴール下でのボールの貰い方と、シュート精度です。
Van Dykはその身長(190cm)生かしをゴール下1~2m以内でボールをもらうことに長けています。
また、彼女自身自分のシュートが入る範囲をよく理解していてロングシュートはほとんど打つことがありません。
ゆえにシュート精度も高くなります。
直近のANZ Championship 2013では、シーズンの総計でシュート本数445本ゴール数425本シュート成功率95.5%と驚異的な数字を残しています。
さらに彼女の所属するチームが優勝した2012シーズンでは、527本中501本ゴールを決めシュート成功率は95.1%とこちらでも驚異的な数字を残しています。


来シーズンはPulseでのプレーが決まっている
2014年シーズンは長年プレーしたMagicからPulseに移籍することが決まっております。
41歳のVan Dyk新チームでのプレーも目が離せません。

2013年11月10日日曜日

Fast 5 Netball Seriesはニュージーランドの優勝で閉幕!!

こんばんは、バヤシです。

連日お伝えしてきた、Fast5 Netball Series特集でしたが、
今回の投稿で最後になります。

2013年11月10日 ニュージーランド vs オーストラリアで決勝が行われました。

シリーズ通して無敗でニュージーランドが優勝!



予選リーグでも5戦負けなしのニュージーランドが、プレーオフでも圧倒的な強さを見せました。
スコアは、54対27とオーストラリアを大きく突き放しました。

勝因は、パワープレーでの3点シュート(6点入る)の多さです。

決勝のスコア
試合のSTATSを見ると一目瞭然。
第3クォーター、ニュージーランドのパワープレーで大きく突き放しています。
もともとロングシュートの得意なTutaia3本3点シュートを決めていて1点シュートを含めると、このクォーターだけで一人で22点も取っています。

一方、オーストラリアは1点を確実に取る戦略で来ていました。
この決勝でも第1クォーターで1点シュートを6点も稼いでいます。
オーストラリアのパワープレーは第4クォーターでしたが、7本打った3点シュートも1本しか決まらず、ロングシュート精度の違いが結果を分けた印象です。

3位以降の順位は??

最終的な順位は以下の通りです。

1位 ニュージーランド
2位 オーストラリア
3位 ジャマイカ
4位 南アフリカ
5位 マラウィ
6位 イングランド

イングランドがまさかの最下位に沈みました。
これは、マラウィの活躍が大きかったと感じております。

マラウィは、予選リーグでも35対32でイングランドを退け
続く5位決定戦でも34対32で勝利。
マラウィは優勝候補イングランドを倒して5位になりました。

総評

ネットボールに比べ、エンターテイメント性の高いFast5
今大会でも会場は大いに盛り上がったようです。

ゲーム面では、やはりニュージーランドが圧倒的な強さを見せました。
今回選出されたメンバーを見ても、ニュージーランドが一番本気だったかと感じております。

他のチームは若い選手が中心であったり、主力が出ていなかったりしていました。

今大会2位オーストラリアは、前回大会最下位の汚名返上となったのではないでしょうか。

5位になったマラウィは、これからの成長が見込める結果になりました。

一方、Fast5では強さが目立っていたイングランドがまさかの最下位に沈みました。

次回大会のお知らせはまだ届いていませんが、昨年、今年同様に開催されると思います。
また、情報が入り次第お知らせいたします。

最後に、Fast5 World Seriesの動画を紹介です。

Fast5 Day1 Wrap(1日目ハイライト)


Fast5 Day2 Wrap(2日目ハイライト)


Fast5 Day3 Wrap(3日目ハイライト)


Fast5 ルール

2013年11月8日金曜日

Fast5 World Series 開幕!

こんにちは、バヤシです。

連日お伝えしております、Fast5 World Seriesが開幕致しました。

初日となる本日は、7試合が行われました。

ニュージーランドネットボール代表のyoutubeから速報です。

ついに開幕!Fast5 World Series



ついにFast5 World Seriesがイギリスで開幕いたしました。

参加チームは世界ランキングの上位6チーム

・Fast5 Ferns (ニュージーランド)
・Fast5 flyes (オーストラリア)
・England Five(イングランド)
・The Sunshine Girls(ジャマイカ)
・Malawi Queens(マラウィ)
・SPAR Proteas(南アフリカ9

です。

やはり優勝候補は何といってもニュージーランド。
過去4大会すべてで決勝まで進出し、うち3回は優勝しています。
世界一のネットボールチームと言えるでしょう!



また、今大会含めすべてのFast5の大会を開催しているイングランドも負けていません。
直近の3大会では決勝進出、さらに2011年大会ではニュージーランドを破り優勝もしています。

気になる!初日の試合結果は??


皆さんお待たせしました!
本日の試合結果です。




本日の結果で注目なのが、オーストラリア。
前回は最下位に落ちていましたが、なんと本日優勝候補の一角イングランドから40点も奪い大勝しております。
今まで、なかなか強さを見せられなかったオーストラリアがやっと本領発揮してきたという印象です。
オーストラリアは続く第二試合マラウィからも42点奪い大勝。

ニュージーランドは、やはり強さを見せました。
3試合全勝しております。


順位表はこちら

本日大きな得点差で勝利している、オーストラリアとニュージーランドが得失点差でも他を突き放しております。

明日の日程は?

明日もリーグ戦の続きを8試合行います。

明日の見どころは、オーストラリアがこのまま調子をキープできるか
イングランドがジャマイカにしっかり勝てるか、
そして一番は最終試合のイングランド vs ニュージーランドの試合の行方です!

明日情報が入り次第、このブログでもお伝えしたいと思います!


リンク(英語)
Fast5 Day 1 Wrap(一日目結果動画) 本日紹介動画!!

yahoo new zealand Fast5 netball

http://nz.sports.yahoo.com/netball/fast-five/



2013年11月6日水曜日

衝撃のディフェンス!「リフト」

こんばんは、バヤシです。
連日の更新です。

今回は大会やリーグではなくプレーの紹介をしたいと思います。

ネットボールのディフェンス

ネットボールのディフェンスは、ボールを持っている人から90cm離れなくてはいけません。
そのためゴール下では、シュートを打つ人に向かって90cm離れたところから必死に手を伸ばすのが一般的なディフェンスです。

ANZ Championship公式ページより転載

それが、約一年くらい前それまでの常識を覆すようなディフェンスが披露されました。

衝撃のディフェンス「リフト」


その衝撃のディフェンスというのが「リフト」です。

youtubeより
リンクはこちら
約一年前ANZ Championshipでの出来事です。

画像が荒くて見えにくいかもしれませんが、GDがGKを持ち上げてシューターから90cm離れたところでディフェンスをしています。
シュートはかなり良い軌道を描きましたがディフェンスに阻まれてしまいました。

しかしこのディフェンス強力なディフェンスではありますが、

GD,GKがシューターの前に入らなくてはいけない
ディフェンスがゴールに触るとファールになる、
タイミングを合わせるのが難しい

など、ネットボール正式なネットボールの試合ではなかなか見ることができません。

私自身やってみたこともあるのですが、タイミングを合わせるのが難しいです。

「リフト」が見られる試合


この「リフト」が見られる試合があります。
それは、昨日紹介したFast5です。

去年のFast5でも各国代表が「リフト」を行っていました。

Fast5ではロングシュートを打つことが多く、その場合シュートを打ってからリフトをしても間に合う場合があります。
また1本のシュートで3点入るので、1本防ぐことが大きな意味を持ちます。

今年もFast5でもリフトを使ったディフェンスが見られると思います。

Fast5 World Seriesの動画なども見つかり次第紹介したいと思います!

2013年11月4日月曜日

Fast5 World Series 間もなく開催!!

ご無沙汰しております。バヤシです。
更新しなくちゃなと思いながら、だらだらと月日だけ流れてしまいました。

その間に、世界のネットボール界では各国代表によりテストマッチが開催されました。

※テストマッチ
テストマッチとは、ざっくり言うと練習試合のことです。
A代表に初めて入った選手や、国際大会であまり出ない選手が出場機会を与えれらることが多いようです。

テストマッチの結果などは、時間があるときにお知らせできたらなと思っております。

今回お伝えするのは、ネットボールから派生したスポーツ

Fast 5

です。

Fast 5ってなに?


Fast 5はネットボールのルールを基本として行われる変則型のネットボールです。

主な変更点は5つ

  1. GS , GA , C , GD , GKの5つのポジションのみ
  2. 各クォーター6分間(ネットボールは15分)
  3. 選手の交代は自由
  4. シュートを打つ位置によって得点が違う(1点、2点、3点)
  5. 各チーム1クォーターずつ得点が倍になるクォーターを設定する

Fast5の一番の楽しみは、シュートを打つ位置によって得点が変わることです。
バスケットボールの3ポイントをイメージしていただくと分かりやすいと思います。

得点が変わる!?


Fast 5 のコート図

上の図の青い部分が1点、緑が2点、紫が3点と別れています。

通常のネットボールでは、青と緑の違いはありません。
また紫の部分からシュートしても得点としてカウントされません。

もう一つ得点にかかわるルールが、
「各チーム1クォーターずつ得点が倍になるクォーターを設定する」
ということです。

倍になるクォーターを「パワープレー」と呼びます。
そのチームのパワープレーの間に得点を決めれば得点は倍になります。
1点→2点、2点→4点、3点→6点
にもなります。

これが試合の行方を大きく左右するのです。

コツコツ1点、2点を重ねるチーム
3点を狙って一度に大量得点を狙うチーム

それぞれの特徴がでます。

見ているほうも、最後のクォーターまでチャンスがあるため最後までハラハラドキドキされられます。

次のFast 5 World Seriesがもうすぐ!


中央に写るのがニュージーランド代表Maria Tutaia 

そんな新しいネットボールであるFast 5の世界選手権が、11月8日~10日の間にイギリスで開催されます。
通常ネットボールの大会は期間がもう少し長いのですが、Fast 5は一試合の時間が短く選手の交代も頻繁に行えるため、1日の試合数を多くしています。

出場チームはINF世界ランキング上位6チームである、ニュージーランド、オーストラリア、イングランド、ジャマイカ、南アフリカ、マラウィです。

優勝候補は?


Fast 5のWorld Seriesは今回で5回目
Fast 5でもやはりニュージーランドの強さが際立っています。

過去5回の大会で4回優勝と他を圧倒しています。

一方ネットボールでは強豪のオーストラリアはいまいち。
3位→4位→3位→6位とあまりよくありません。

Fast 5の試合を見たり、自分自身でもプレーしてみてやはり感じたのは、ロングシュートがうまい選手がいるチームが強いということです。

ニュージーランドには、GAのMaria Tutaiaというロングシュートの得意な選手がいます。
また、昨年準優勝、一昨年優勝とFast 5での強さを見せたイングランドにはJo Hartonというロングシュートの得意なGAがいました。
一方、オーストラリアの試合を見ていると1点ずつ確実に積み上げてはいけるのですが、どうも効率が悪い。
Fast5では時間が短いのでどうしても3点のインパクトは大きくなります。

今年もニュージーランドのTutiaは出場します。
やはりニュージーランドの強さは今年も健在かなと感じております。

イングランドはJo Hartonが出場しませんが、イングランドは例年強さを見せているので今年もやってくれるでしょう。

オーストラリアが、昨年6位の雪辱を果たしてくれるかが今年の見どころかなと思います。

リンク(英語)

Yahoo! New ZeaLand Sport Fast 5

2013年7月17日水曜日

2013 ANZ Championship王者決定!

こんにちは、バヤシです。
最近暑くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか?

海の日があった先週の3連休中にオーストラリアではとても熱い試合が行われました!

それは

ANZ Championship GRAND FINAL

です!

皆さん、もうご存知かと思いますがネットボールの最高峰であるオーストラリアとニュージーランドにまたがって行われているネットボールリーグの「ANZ Championship」
その王者を決める試合が行われました。

今年のグランドファイナルは、
リーグ戦1敗しかしていない今年ぴか一の強さを見せる
アデレードサンダーバーズ

3位からあがってきた
クイーンズランドファイヤーバーズ

この2チームが優勝をかけて戦いました!



そして、今年の王者輝いたのは・・・・


アデレードサンダーバーズ

優勝トロフィーを持つサンダーバーズの選手(公式ページより)
試合は、ファイヤーバーズのリードで始まりました。
第1クォータを終わって4点リードでした。
しかし、リーグ戦で強さを見せたサンダーバーズは第2クォーターで逆転すると何度か1点差まで追いやられますが、試合終了間際のピンチも耐え抜き、終始リードを保ち見事優勝を飾りました。

試合のハイライトはこちらから(英語)

ANZ Championship 2013 - Grand Final Highlights

今週はたくさんのネットボール記事がリリースされていますが、まだまだ読めていない状況です!

情報が入り次第、またお知らせいたします!





2013年7月12日金曜日

選手の特徴がわかる!?ネットボールの個人成績 part2

また1週間ほど時間が空いてしまいました。バヤシです。
このブログ、意外に見ていただいてるみたいで嬉しいです!
これからも、皆さんこっそり見ててくださいw

今回は前回に引き続き、ネットボール個人成績の紹介です!

ネットボールってどんな個人成績をつけるの?


ANZ Championship STATISTICSより 
ANZ Championshie では、

  • Goal/Attempts (ゴール/シュート)
  • Goal Assists(ゴールアシスト)
  • Rebounds(リバウンド)
  • Centre Pass Receives(センターパスレシーブ)
  • Intercepts(インターセプト)
  • Deflections(ディフレクション)
  • Penalties(ペナルティ)
  • Turnovers(ターンオーバー)
の8つが個人成績として統計が取られています。

前回上の4つを紹介したので、残りを紹介したいと思います。

ミドルコートのスーパーディフェンダー!?

Intercepts(インターセプト)


インターセプトは、ほかのスポーツと同じように相手のパスを奪ったときにカウントされます。
ただし、ネットボールでのインターセプトは相手のパスを”キャッチ”したのみです。
インターセプトが多い選手というのは、ディフェンスのかなめになります。
やはり、ディフェンスの専門職GD,GKの選手がランキング上位に食い込みます。

パスカットならお任せ!

Deflections(ディフレクション)


ディフレクションは、ほかのスポーツではあまり聞かない項目です。

これは、インターセプトと同じようにパスを奪ったときのカウントです。
しかし、インターセプトはボールを”キャッチ”することに限定されていましたが、これはキャッチする必要はありません。
触ったボールが相手ボールになっても自チームボールになってもディフレクションとしてカウントされます。
これも、GD,GKの選手がランキング上位に入ってきます。

ちょっとガツガツ行き過ぎ!?

Penalties(ペナルティ)


これはその名前の通り、ペナルティの数です。
ネットボールでは罰則は複数ありますが、このペナルティにカウントされるのはペナルティパス・シュートのみです。
ペナルティパス・シュートを相手に与えた場合カウントされます。
このランキングも上位にはGD,GKが入ってきます。
ゴール下ではペナルティになることも多いです。それは、そこまでギリギリを狙わないと良いディフェンスができないほどハイレベルということです。

う~んミスっちゃった・・・

Turnover(ターンオーバー)

最後に紹介するのは、一番不名誉なランキングであるターンオーバーです。

ネットボールにおけるターンオーバーとはミスのことです。
ペナルティにカウントされないルール違反(オフサイド、ステッピング・・・など)と、パスミス、パスキャッチミスです。

このランキングだけは上位にはなるべく入りたくないものですね。

統計からゲームを見てみる!


ANZ Championship Match
上記のリンクからANZの試合結果一覧に飛ぶことができます。
その中で一つMatch Centreというのをクリックしていただくとその試合の試合結果を見ることができます。

そこにはスコアとともに本日紹介した統計も乗っています!

「あ、このチームはWAばっかりアシストしてるから攻撃はWAが組み立ててるのかな?」
「GSばっかりシュート決めてるなぁ~」
「こいつ、ターンオーバー多いなぁ~」
・・・・
など

実際に試合を見ることはできませんが、その統計から試合を想像し選手を想像してみるのも面白いですよ!
(ついでにwikipediaで選手のことを調べてみると、さらにファンに慣れたりします!)

ぜひ、皆さんも時間のあるときにデータからネットボールを楽しんでみてください!






2013年7月6日土曜日

選手の特徴がわかる!?ネットボールの個人成績 part1

ご無沙汰しています。
バヤシです。

あっという間に時間がすぎてしまい、最後の投稿から随分期間が空いてしまいした。

以前ご紹介したANZ Championshipはファイナルシーズンに突入しています。
世界のネットボールリーグ!「ANZ チャンピオンシップ」

そして、今回紹介するのは選手の特徴が数字から読み取れる個人成績についてです。
今回はANZ Championshipの個人成績を参考に紹介したいと思います。

ネットボールってどんな個人成績をつけるの?


ANZ Championship STATISTICSより 
ANZ Championshie では、

  • Goal/Attempts (ゴール/シュート)
  • Goal Assists(ゴールアシスト)
  • Rebounds(リバウンド)
  • Centre Pass Receives(センターパスレシーブ)
  • Intercepts(インターセプト)
  • Deflections(ディフレクション)
  • Penalties(ペナルティ)
  • Turnovers(ターンオーバー)
の8つが個人成績として統計が取られています。
今回は上から4つを紹介いたします!


それぞれの成績はどんな特徴があるの?

ANZ Championship HPより

これらの成績、ほかのスポーツと同じような基準のものもあれば、ネットボール独自のものもあります。
ここで一つずつご紹介したいと思います!
今回は、NETBALL HANDBOOKというところに記載があったものを参考にします。


ゴール数からプレイスタイルがわかる!?
Goal/Attempts (ゴール/シュート)


ゴール数と、シュート数です。また、ANZ Championshipでは成功率も掲載されています。
年間に600本も打ってるのに成功率が90%を超える選手もいます。

この数字から読み取れるのは、ゴール数も成功率が高い選手はもっぱらGSです。

GSの選手はゴール下で自分がゴールが決まる位置でボールをもらい打ちます。
それに比べGAの選手は遠くからでも打っていくのでGAの選手のほうが、成功率は下がります。

パサーの正確性!Goal Assists(ゴールアシスト)


ゴールアシストは、ゴールが決まった前に誰からパスをもらったかの統計です。
これは、WAもしくはCが上位にきます。

この数字から読み取れるのは、そのチームのプレースタイルです。
もし、WAが上位に入ってる場合はそのチームの攻撃はWAが組み立てていると考えていいでしょう。
またCの場合はCが試合全体を回してることもあります。

ゴール下の王者!Rebounds(リバウンド)


リバウンドはGS,GA,GD,GKの誰かがシュートが外れたボールを取ることです。
ネットボールのゴール下(ゴールポスト付近)ではリバウンドをとることが重要な要素です。

パスキャッチの素晴らしさ!
Centre Pass Receives(センターパスレシーブ)


センターパスレシーブはセンターパスでCからパスをもらった回数です。
これは、WAが上位に入ることがほとんどです。

センターパスをしっかり取るにはCとの連携、またディフェンスを振り切るフットワークが必要です。
またGAが上位に入っていることがあります。
GAが入ってる場合はミドルコートでも走れるGAということでチームはより多くのパターンでオフェンスの
組み立てができます。

まだまだある、個人成績!


今回は、前半4つを紹介いたしました。
残りの4つは後日紹介したいと思っております。

乞うご期待!


2013年5月18日土曜日

もう一つの国際大会「Commonwealth」ってなに?

こんにちは、バヤシです。

先日世界ネットボール選手権についてブログを書きました。

しかし、ネットボールの国際大会はもう一つあります。
それが

「Commonwealth Games」

です。

Commonwealth Gamesってなに?

2010年大会覇者のニュージーランド(BBCのHPより)
Commonwealth Gamesとは、英連邦加盟国が集まり10個以上のスポーツで競う総合スポーツ型の大会です。

始まりは1930年とかなり古くからある大会です。

しかし、ネットボールが競技として採用されたのは1998年大会から。

1998年(クアラルンプール、マレーシア)、2002年(マンチェスター、イングランド)、2006年(メルボルン、オーストラリア)、2010年(デリー、インド)の4回開催されました。

2010年大会ではネットボールに12チーム参加しました。

ここでもやはり、オーストラリア&ニュージーランドの強さは一段上です。

1998年、2002年を制したのは、やはりオーストラリアでした。
もちろんこの年の2位はニュージーランドです。

しかしながら2006年、2010年はニュージーランドが連覇。
そしてこのときの2位はオーストラリア。

やはりこの2チームのせめぎあいは、世界大会になると一緒なんですね。

ちなみに、4大会中3大会でイングランドは3位になっています。
残り1大会はジャマイカが3位です。

NZ vs Jamaica の試合(2010年大会)

次のネットボールのCommonwealth Gameは2014年(グラスゴー、スコットランド)で開催です。

次回もAUSとNZの独壇場になるのか、それともほかの国が台頭してくるのか見ものです。

2013年5月10日金曜日

ネットボール世界ランキング!

こんにちは、バヤシです。

前回は世界ネットボール連盟の世界大会を紹介しました。
今回は世界のネットボールの国々のランキングを紹介いたします!

世界ランキングの発表は非常に歴史が浅いです。
なんと、最初に発表されたのは2009年の7月!まだ3年しかたってないんですね。

そして現在の最新版は2013年1月に発表されたものです。

ネットボール世界ランキング!

早速ネットボール世界ランキングを発表します!

INFより引用http://www.netball.org/thrilling-world-class-events/current-world-rankings

なんと、1位がNZなんです!意外ですよね~
2位のAUSは納得。
やはりこの2つの国が大きくほかの国を引き離しています。

さて、このランキングどうやって算出しているのでしょうか?

世界ランキングの算出方法

世界ランキングの算出は基本的に図の一番右Ratingをもとにランキングが与えられています。

じゃ、Ratingってどうやって算出するの?って思いますよね。

それはINF公式サイトに書いてありました。

どの国がレーティングの対象なの?
→INFのフルメンバーでレーティング対象になる国際試合を1試合以上している国です。

どうしたらランキングに参加できるの?
→あまりに少ない試合数ではランニングに参加できないので、8試合以上の結果が残っている国はランキングに参加できます。1試合以上8試合未満のチームはレーティングだけ与えられます。

どの試合をレーティング対象にしてくれるの?
→ほかのスポーツと同じようにネットボールも4年サイクルで計算します。なので、直近4年前までの世界ネットボール選手権またはコモンウェルズを参考にします。

年数経過によってレーティングのウェイトは変わるの?
→変わります。2年以上4年以下経過している試合のレーティングに関しては50%になります。算出時から2年前までの試合は100%のレーティングです。

どうやってレーティングするの?
→レーティング対象試合結果後にレーティングを付与します。レーティングを付与するのには2種類あります。一つ目は勝敗ポイントです。もう一つはオポーネンツポイントです。オポーネンツポイントとはその試合のランキングが低いほうに与えられるポイントです。これにより、その試合でのポイントがより公平になります。

ポイント加算の基本原理は?
→強いチーム勝つとより多くのポイントがもらえ、弱いチームに負ければ少ないポイントしかもらえません。それに加え、ホーム/アウェイの加算などもあります。

じゃ、具体的にどーやってポイントからレーティングを算出するの?
→例えばあなたのチームが4試合して70,90,110,130とポイントを獲得します。そうするとあなたのチームのレーティングは(70+90+110+130)/4(試合数)=100となります。
次の試合で150ポイント稼ぐとすると550/5=110となります。

オポーネンツポイントはどうやって働くの?
→例えば10試合消化した4つのチーム(レーティング)A(120),B(100),C(100),D(80)があるとします。
AがDに勝利した場合A:120→121、D:80→79になります。
DがAに勝利(大金星!)した場合A:120→112、D:80→88になります。
そして同率のBがCに勝利した場合はB:105、C:95になります。

勝敗ポイントはどうなるの?
→勝敗ポイントは勝ったチームは相手チームのレーティング+50pt、負けたチームは相手チームのレーティング-50ptを付与されます。
ここに2チームの試合があったとします。
Aは960pt持っていていままで8試合してきたのでレーティングは120です。
Bは1000pt持っていていままで10試合してきたのでレーティングは100です。
Aが勝った場合A:960+100(Bのレーティング)+50(勝利ポイント)→1050/9(今までの試合数)=123、B:1000+120(Aのレーティング)-50(敗北ポイント)→1070/11(今までの試合数)=97になります。
次にBが勝った場合A:960+100-50→1010/9=112 B:1000+120+50→1170/11=106になります。

以上がざっくりとした算出方法の概要です。
まだ詳しい内容はINFのサイトにありますのでもしよろしければご覧ください。

今回は算出方法を紹介したので文字ばかりになってしまいましたね。

これからも、ルールなどネットボールの仕組みなども紹介していきますのでよろしくお願いします!

ネットボール世界一を決める「World Netball Championship」

こんにちは、バヤシです。

ネットボーラーズ設立早々、すごい勢いで記事を更新しています。
いつまでもこの調子とはいかないと思いますが、どんどん記事は充実させていく予定です!

さて、世界のリーグを二つ紹介したあとは世界選手権のご紹介です!


世界一を決める「World Netball Championship」


ネットボールは世界80か国でプレーされているといわれております。(INF公式サイトより)
その頂点を決めるべく、ネットボールの各国代表が集まり競い合うのが

World Netball Championship

なのです。
日本語に直すと「世界ネットボール選手権」です。

この大会の設立は1960年まで遡ります。

1960年に当時ネットボールをプレーしていたイングランド、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、西インド諸島の代表がスリランカで会合をしました。
そこで決まったことが、世界ネットボール協会の設立4年おきに世界選手権を開催することでした。

そして1963年にイングランドで世界初の世界ネットボール選手権が開催されました。

現在までに14回大会が開催されました。
開催地は、オーストラリアとニュージーランド、またはイングランド、スコットランドなど世界各地に広がっています。

参加チーム数は、第一回大会が11チームでしたが1995年大会では歴代最多27チームが参加しました。

オーストラリア、ニュージーランドの存在感

2011年大会優勝のオーストラリアダイアモンズ(Asicsのサイトより)
ネットボール記事を調べれば調べるほど判明したことが一つあります。
それは

オーストラリア、ニュージーランドの存在感

です。
INF(世界ネットボール連盟)も世界ネットボール選手権もオーストラリアとニュージーランドが仕切っています。

オーストラリア、ニュージーランドは運営面だけではなく、実力でも他を引き離し突出しています。

これまで14回開催された世界ネットボール選手権でオーストラリアとニュージーランドのどちらもが優勝できなかったことは1度もありません。
唯一2か国だけで独占できなかったのは、1979年大会でオーストラリア、ニュージーランド、トリニダードトバコが同率優勝したときのみ。
オーストラリアは10回、ニュージーランドが4回と圧倒的すぎるほどの強さです。

現在の世界ネットボール選手権は16チームのみ出場できる模様です。
アジアからはアジア選手権を勝ち抜いて本戦に出場できますが、ネットボールランキング上位5位とホスト国には出場権が与えられます。

もちろん、オーストラリアとニュージーランドには優先出場権が与えられています。

次の世界ネットボール選手権は2015年

World Netball Championship公式サイトより
前回の世界ネットボール選手権は2011年だったので、次回は2015年です。
開催地は、オーストラリアのシドニー
オーストラリア、ニュージーランド、イングランド、ジャマイカ、南アフリカ、マラウィの出場は決まっています。
これからあと10か国を選ばれる予定です。

関連サイト(英語)

INF(世界ネットボール連盟)

World Netball Championship(wikipedia)

Diamonds win World Netball Championship


2013年5月7日火曜日

世界のネットボールリーグ!「ANZ チャンピオンシップ」

こんにちは、バヤシです。

先日イギリスのネットボールリーグについてご紹介しました!

今回は第二弾!

オーストラリア&ニュージーランドの「ANZ チャンピオンシップ」について紹介します!


ネットボール強豪国のリーグ「ANZ チャンピオンシップ」



ネットボールはイギリスが発祥です。
しかし、現在イギリスはネットボール強豪国ではありますが、まだ強い国があります。

1960年代から始まった国別の世界選手権で脅威の強さを見せる

オーストラリアニュージーランド

です。

今まで開催された世界選手権では、全13回のうちオーストラリアが10回優勝、ニュージーランドは4回優勝(1979年の同率優勝を含む)と圧倒的な強さなのです。

その二つの国から5チームずつ出場し全10チームで争うのが
ANZ チャンピオンシップです。

ANZ チャンピオンシップは、2007年に設立されました。
それまで、ニュージーランドとオーストラリアは「National Bank Cup」と「Commonwealth Bank Trophy」というリーグがありました。

1997年から設立された2つのリーグでしたが10周年を迎え、ネットボール強豪国である二つの国をまたいだリーグが作られました。

二つのリーグには、10チームずつ計20チームありがましたが合併などをし、現在では10チームでANZチャンピオンシップを戦っています。

どうやって戦うの?

このリーグは3月~7月まで開催されます。

最初にリーグ戦を1チーム13試合戦います。
2つの国にまたがるリーグということで少し特殊な試合編成になります。

各チーム自国のチームとは2回ずつ試合をします。(2試合×4チーム)
そして、もう一つの国のチームとは1回ずつ試合をします。(1試合×5チーム)

計13試合となります。

そして、シーズン最後にトーナメント大会をします。

セミファイナルで1位vs4位、2位vs3位の試合をします。
そして、セミファイナル敗者同士で3位決定戦
勝者同士で優勝決定戦を行います。

ANZ チャンピオンシップのチーム紹介

これからANZ チャンピオンシップに参加している10チームを国別に紹介します。

ニュージーランドチーム


ウェイカトベイプレンティマジック(Waikato Bay of Plenty Magic)
2012年王者で過去5年間のANZの歴史のなかで優勝1回、準優勝2回の強豪。
ANZの前身であるNational Bank Cupでも10年間で2回の優勝を飾る。


サウザンスティール(Southern STEEL)
ANZの前身であるNational Bank CupのSouthern StingとOtago Rebelsが合併してできたチーム。
Southern StringはNational Bank Cupで6連覇を成し遂げた時代もあったが、昨年の順位は9位と成績が振るわない。


ノーザンミスティックス(Northern Mystics)
2011年準優勝、2012年3位とNZ勢では強豪。
2007年12月からLGエレクトロニクスがメインスポンサーになった。




セントラルパルス(Central Pulse)
National Bank CupのCapital ShakersとWestern Flyersが合併したチーム。
ANZでは苦戦しており、過去5年間の最高順位は7位

カンタベリータクティクス(Canterbury Tactix)
ANZに参加する際にチーム名をCanterbury Flamesから現在のチーム名に変更した。
3年連続最下位に沈んでおり、再起が待たれる。

オーストラリアチーム


アデレードサンダーバーズ(Adelaide Thunderbirds)
オーストラリアのANZの前身リーグCommonwealthでは10年間常に3位以上だった強豪。
ANZでも2010年に優勝したが、翌年主力選手を放出してしまったため昨年は4位に終わった。



メルボルンビクセンス(Melborne Vixens)
2009年のANZ第二回大会で優勝している強豪。
昨年はMagicと決勝戦で第3クォーターまでリードするも第4クォーターで逆転され準優勝だった。



ニューサウスウェールズスウェフス(New South Wales Swifts)
ANZ第一回大会でMagicを下し見事優勝したチーム。
2010年大会では3位になっている。


クイーンズランドファイヤーバーズ(Queensland Firebirds)
Commonwealth時代からの古株チーム。
毎年4~6位の中堅だったが、昨年ANZ初優勝を飾った。


ウエストコーストフェーバー(West Coast Fever)
こちらもCommonwealth時代からの古株チーム。
ファイヤーバーズとは対照的にCommonwealth時代から低空飛行中。

以上の10チームでANZチャンピオンシップを戦っています!!
世界のトップリーグであるANZチャンピオンシップ情報はこれからも配信していく予定です!
乞うご期待!

関連リンク(英語)
ANZ Championship(公式サイト)

ANZ Championship(Wikipedia)

各チームの公式サイトはロゴをクリックしてください。










2013年5月4日土曜日

世界にはリーグもある!イギリス「スーパーリーグ」!

こんにちは、バヤシです。

日本ではプレーあまり知られていないネットボールですが、
世界にはいくつかの定期開催リーグが存在します。

数回に分けて紹介していく第一弾は

イギリスの

SuperLearge」を紹介します。

昨年の覇者「チームバス」


ネットボール発祥の地イギリスの「スーパーリーグ」


19世紀末にできたネットボールですが、定期開催リーグの歴史は決して長くありません。

イギリスにあるスーパーリーグは2006年から8チームで始まりました。
シーズンは1月~5月です。

スーパーリーグはまず最初にスーパーリーグに所属する8チームで7試合のリーグ戦を行います。(2月~3月)

次にその順位で1~4位だったチームが「ショーダウン」
5位~8位だったチームが「チャレンジャー」

に分かれて、各リーグごとに6試合リーグ戦をします。

そして最後にプレーオフとファイナルのトーナメントを行います。

ここではまず最初に

ショーダウン4位vsチャレンジャー1位

が試合をします。
そしてその勝者が、ファイナルトーナメントに進出します。

ファイナルトーナメントでは、

ショーダウン1位vsプレーオフ勝者
ショーダウン2位vsショーダウン3位

が試合をし、2試合の勝者同士が決勝を行いスーパーリーグの覇者を決めます。

チームは全8チーム

ここでスーパーリーグに所属する8つのチームを紹介します。

http://www.teambath.com/sport/netball/superleague/

チームバス(TEAM BATH)

バスに本拠地を置くチーム
過去7回のスーパーリーグのうち4回チャンピオンになった強豪

http://www.celticdragonsnetball.com/
セルティックドラゴンズ(CELTIC DORAGONS)

ウェールズのカーディフに本拠地を置くチーム
唯一のイングランド外からの参加チーム

http://www.mavericksnetball.co.uk/
ハードフォードシャー マーベリックス(Hertfordshire Mavericks)

ハットフィールドに本拠地を置くチーム
過去のスーパーリーグで2度優勝している

http://loughboroughsport.com/loughborough-lightning
ラフバラー ライトニング(LOUGHBOROUGH LIGHYNING)

ラフバラーに本拠地を置くチーム
ラフバラー大学のチームを元に作られたチーム。昨年は最下位で今年も最下位で半分を折り返している。

http://www.thundernetball.com/

マンチェスターサンダー(MANCHESTER THUNDER)
マンチェスターに本拠地を置くチーム
昨年のスーパーリーグチャンピオン。去年まではノーザンサンダーというチーム名だった

http://surreystormnetball.co.uk/

サリースローム(SURREY STORM)
ギルフォードに本拠地を置くチーム
昨年の決勝で惜しくも敗れたチーム。今年もショーダウンリーグに進出している


http://www.yorkshirejets.net/

ヨークシャージェッツ(yorkshire jets)
ヨークシャーに本拠地を置くチーム
昨年500席もの観客席を整備したアリーナを完成させた。

http://nusportcentral.com/team-northumbria/netball-superleague

チームノーザンブリア(team northumbria)
ニューカッスルに本拠地を置くチーム
過去2シーズン連続で7位に終わって、今年こそ上位を狙うチーム

以上、8チームでリーグ戦、トーナメント戦を行います。

スーパーリーグ参考サイト(英語)

England Netball Superleague

Planet Netball

各チーム公式サイトはロゴの下のURLを参照してください!








ネットボールって何?

こんにちは、バヤシです。

ネットボーラズが配信するネットボールについて最初に紹介させていただきます!

私の所属チームの練習風景

ネットボールってなに??

ネットボールと聞いて何を思い浮かべますか??

私がTwitterで検索したところ、
ポケモンの「ネットボール」が出てきました。

もちろんポケモンの話ではありません(笑)

ネットボールというのは、ボールを使ったスポーツのことです!


歴史は長くできたのは19世紀末

ネットボールは日本ではあまり知られていませんが、実は100年以上の歴史があると言われています。
(その辺はおいおい詳しく触れていきたいと思います)

元はバスケットボール!?

ネットボールはバスケットボールを元に作られたといわれております。
しかしバスケットボールと大きく違う点があります。

まずは大きな3つを紹介したいと思います。
  1. ドリブル禁止
  2. ボールを持っている人から90cm以上離れてディフェンスしなくてはいけない
  3. 7人のプレーヤー全員が動ける範囲が決まっている
です。これから一つ一つご紹介させていただきます。

1.ドリブル禁止

ネットボールとバスケットボールの大きな違いのあるドリブル禁止。

バスケットボールから、ドリブルをなくしたらどーなるの?

もちろん、パスだけでボールを回しシュートします。

このドリブル禁止のルールがネットボールらしさではないかと思います。
ドリブルがない分一人では突破できません。
仲間との連携が必要となっていき、そこで見応えのあるプレーが生まれます。

2.ボールを持っている人から90cm以上離れてディフェンスしなくてはいけない

これもバスケットボールと大きく違います。

ネットボールはドリブルができない分、近くでディフェンスすることを禁じられています。
90cm以内に入ると「オブストラクション」という反則をとられてしまいます。
その反則を取られると取られたプレイヤーは、リスタートの際にプレーに参加することはできずに横で立っていることになります。

それぞれの動ける範囲が決まっている分、かなり大きな罰則となります。

3.7人のプレイヤー全員の動ける範囲が決まっている

ネットボールは1チーム7人でプレーをします。
バスケットボールのみならず、ほかのスポーツとも大きく違うルールなのが動ける範囲が決まっていることです。

これ、なかなか想像しにくいですよね?

ネットボールには7つのポジションがあります。
GS,GA,WA,C,WD,GD,GKです。

ポジション一覧(斜線になってる部分が動ける範囲)
攻める方向は→
こちらを見ていただくと分かる通り、すべてのコートを動けるポジションは一つもありません!

この動ける範囲はボールを持っている時だけではなく、試合中は常に適用されます。
動ける範囲以外の場所に入ってしまった場合は即相手チームのボールになります。
例えば、攻めていてオフェンス側にボールがあっていも、ディフェンスがこの範囲からでてしまったら相手チームのボールになってしまうのです。

最後に

主なルールを3つ紹介しましたが、まだまだ想像できないと思います。

youtubeで「netball」と検索して一番に出てくる動画をご紹介しますので、ぜひご覧ください!